このエンブレムは、当ホテルのホスピタリティ精神とサービスマインドを表すものです。
2003年、新たな飛躍を目指し、「オールド イングランド」をコンセプトとしたホテル創りを始めたとき、1885年の創業より純和風旅館として培ってきた「もてなしの心」を継承し、新たな伝統を刻んでいくためのシンボルとして「道後山の手ホテル」の紋章を創りました。
ヨーロッパにおいて中世より、個人や一族のアイデンティティの象徴として現代に継承される紋章こそ当ホテルの姿勢を表現するにふさわしいと考えたからです。
- ホテルはお客さまの生命と財産を守ることが最大の使命です
- ホテルを「王国」と考え、グレードの高いサービス・複合施設の提供を行います。
- 「非日常」の創出。「夢」の提供
- ホテルを構成する機能とホスピタリティの象徴
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- 私たちは常にお客様の要望にお応えする努力を怠りません
◆レストラン・宴会 料飲事業
レストラン、パーティー会場を主とするパブリックスペースでのサービス
- 私たちは常にお客様の要望にお応えする努力を怠りません
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- 私たちは常に感謝の気持ちを忘れません
◆ホテルブライダル ウエディング事業
山の手ホテル礼拝堂・迎賓館におけるブライダルサービス
- 私たちは常に感謝の気持ちを忘れません
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- 私たちは常に紳士として皆様に接して参ります
◆ジェントルマンズホスピタリティ
訪れる全てのゲストに、気品と風格をもって、過不足なく接するジェントルマンの精神
- 私たちは常に紳士として皆様に接して参ります
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- 私達は常にプライバシーを尊重します
◆事業運営
お一人お一人のご要望に沿った快適なホテルライフを提供いたします
- 私達は常にプライバシーを尊重します
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- 私たちは常に明るさを忘れません
◆宿泊事業
宿泊設備を主とするゲストへのサービス
- 私たちは常に明るさを忘れません
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Faith(信仰)
Sum(太陽)
Topaz(トパーズ) -
Innocency(純潔)
Moon(月)
Pearl(真珠) -
Loyalty(忠誠心)
Jupiter(木星)
Sapphire(サファイア) -
Magnanimity(高潔)
Mars(火星)
Ruby(ルビー) -
Love(愛)
Venous(金星)
Emerald(エメラルド) -
Prudent(慎重)
Saturn(土星)
Diamond(ダイアモンド)
創業者は、その昔、宮大工だった川崎吉太郎氏。大工時代は常信寺の改築に携わるなど様々な仕事を手がけていたが、明治18年、道後温泉本館東側にあった住まいと近くの土地を買い足した場所を使って、一軒の旅館を開業させた。この旅館は、創業者の姓と名から一文字ずつを取って、「川吉旅館」と命名。温泉そばの保養旅館として親しまれ、当時の県議をはじめ、画家や文人らの憩いの場となっていた。
第二次大戦が終わるころ、二代目に当たる川崎朝次郎氏が、ある大きな事業に参加することになった。
「現在、道後鷺谷と呼ばれている地域は、当時は深い山でしてね。この山を整地して別荘地にしようという構想が持ち上がり、その開拓に参加したんです。それで得た土地を、しばらくは自分たちの別荘として使っていたんですが、そのうち、旅館としてオープンさせることになったんです」とは、四代目社長の川崎緑さん。整地したとは言え、周りはまだまだ山と田んぼ、別荘前には進駐軍が陣取っているというご時世。その中を朝次郎氏は、瓦一枚から自分の手で運び、客室10室の小さな旅館をこしらえた。これが「かわきち別荘」の誕生、昭和29年ことである。
「二代目はお客様の接待にかなり気を使う人で、冬などは“いらっしゃいませ”の声と同時に火鉢を持って走るほど、手間隙をかけたおもてなしをしていました。それから味にもうるさい人で、お客様にお出しする料理は、まず自分が食べてから。しかもお客様同様、一合のお酒を飲みながら味わってみてからでないと表へは出さなかったんですよ。」現在も、料理の味には定評があるが、これは氏の姿勢が今なお受け継がれている証拠だろう。
また、朝次郎氏は書画や骨董を集めるのも好きだったそうで、これに三代目喜弘氏のコレクションが加わって、客室の床の間や階段の踊り場を格調高く彩る様になってきた。料理の食器類にもこだわっており、その昔、昭和天皇が萬翠荘にお泊りになられたときには、県からの要請で食器類をそろえて献上したほど。それだけ充実した施設を誇るだけあって、別荘の宿帳には、池田首相、岸首相、佐藤首相ら政界の大物(現職時)をはじめ、芸能界では藤山一郎、永六輔などそうそうたるメンバーが名を連ねている。
1885年に誕生して以来、伝統を重んじ、家庭的なおもてなしの心を大切にする旅館づくりを心がけてきたかわきち別荘に、創業120年を期に新しい転機が訪れる。それは、明治の香りただよう道後の街に合わせ、オールドイングランドをキーイメージとした、新しいホテルへと生まれ変わるということ。「英国と道後の古きよき香りを漂わすホテルとして、ゲストの皆様をお迎えし、満足のいく時間を過ごして頂けることが私達の幸せでもあります。」と、五代目社長の帽子敏信氏。
日本が色濃く影響を受けた19世紀の英国。英国調の雰囲気の中で、かわきち別荘として培った伝統と家庭的なおもてなしのこころを大切に「道後」と「英国」を伝統で結んで始まる新しい歴史が紳士的なホテル「オールドイングランド道後山の手ホテル」として生まれる。
オールドイングランド道後山の手ホテルは、グレードの高い複合施設とサービスを持ったホテル王国を目指し、全ての人に温かくやさくしもてなし、安心と信頼のおける関係を築き、夢と感動を提供する最高のエンターテイナーとしてゲストをお迎え。あなたに楽しいひとときをお過ごしいただくために、結婚するあなたの幸せを更に幸せに演出させていただくために、地元のみなさまに幸せと感動をお届けするために、オールドイングランド道後山の手ホテルが平成16年1月に誕生。
客室は暖かいぬくもりが感じられる木のフローリングに、英国調の家具、そして部屋に入った瞬間におもわず「かわいい!」と声を出してしまう色とりどりの壁紙とベッドカバーが非日常の空間と快適な休日をお届け致します。
かわきち別荘からオールドイングランド道後山の手ホテルへと形態は変わっても、伝統を重んじ、家庭的なおもてなしの心を大切にする精神を忘れることなく受け継いで行きたいと思っています。